2007年03月31日

フィギュア 世界選手権で銅…ランビエルが競技続行へ意欲

一時は引退のうわさも飛び交っていたフィギュアスケート男子の演技派スケーター、ステファン・ランビエル(スイス)が、東京で開かれた世界選手権で銅メダルを獲得した。大会3連覇こそ逃したが、演技後は「観客が僕の演技を愛してくれている」と語り、競技続行への意欲を示した。
 ランビエルは05年世界選手権を制し、昨年のトリノ五輪では銀メダル。その直後の世界選手権で優勝した。今季は昨年11月にグランプリ(GP)シリーズ・スケートカナダで優勝したが、12月のNHK杯は病気で欠場。1月にワルシャワで行われた欧州選手権は「モチベーションの低下」を理由に出場を辞退し、今後の去就についても言葉を濁すなど去就が注目されていた。
 今年の世界選手権のショートプログラム(SP)ではトリプルアクセル(3回転半)で転倒し、6位と出遅れた。「5秒ぐらい立てない感じだった」とジャンプでの転倒を振り返った。
 逆転を期して臨んだフリーは、フラメンコを取り入れた情熱的なプログラム。冒頭のトリプルアクセルと、4回転−2回転−2回転のジャンプを決めて波に乗った。締めくくりは得意の独創的なスピンで魅せ、レベル4を獲得。演技後は「これがステファン・ランビエルです」と誇らしげに語った。
 気力を失ったのは「早くに夢がかなったこと」が原因だったという。「五輪後には『何のために滑るのか、何が夢なのか』が分からなくなった」と、苦しんだ日々を振り返った。その中で見つけた答えが「『自分が氷上でどう感情表現をするか』が大事。単なるスケートではなく、一つのショーだということ」。世界選手権で受けた万雷の拍手に、観客が自分の演技を待ちわびていたことを実感したという。
 迷いは吹っ切れた。「スケートはもちろん続ける」と表情は明るい。学業との両立も今後の目標に掲げた。「冷蔵庫にやりたいことのリストをはっている。演劇学校に行きたいし、英語も勉強したい」。21歳の目に、また闘志が戻っていた。【山本亮子】


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070331-00000017-maip-spo&kz=spo
posted by nwesty at 21:14 | スポーツ
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