2007年03月26日

ロナウジーニョ2発で快勝/親善試合

<国際親善試合:ブラジル4−0チリ>◇24日◇スウェーデン・イエーテボリ
 ブラジル代表FWロナウジーニョ(27)が、復活ののろしを上げた。親善試合チリ戦で、前半16分にはPKで先制点、後半4分には約25メートルのFKを直接ゴールに蹴り込んだ。代表での得点は05年コンフェデ杯決勝アルゼンチン戦以来で、同15分にアシストも決め3得点に絡んだ。確執がささやかれるドゥンガ監督からは、特別扱いしないと強調されたが、その言葉をねじ伏せる活躍で、再び主役の座に躍り出た。
 ロナウジーニョが再び輝きを取り戻した。華麗な技巧と、強烈な右足キックで2得点1アシスト。「長い時間がかかったが、ゴールできてうれしい。一生懸命練習し、もっと決める」。人懐っこい笑みもよみがえった。舞台は、58年W杯スウェーデン大会で「神様」ペレが代表デビューした伝説のスタジアムだった。
 前半16分、PKはGKの指先の届かないゴール左下隅に決めた。後半4分には鮮やかなFK弾だ。ゴール左前約25メートルから、壁を越えると急激に落ち、GKの前でバウンドしてゴール右隅へ。同15分にはCKを右足でDFフアンへ落とし、アシストとした。
 昨年7月のドゥンガ監督就任後は、個人の突出を嫌う同監督によってベンチに追いやられた。今年2月に引退覚悟の直談判で待遇改善を訴え、6月南米選手権の辞退までちらつかせた。一方で所属のバルセロナでは、欧州チャンピオンズリーグは決勝トーナメント1回戦で敗退。「肥満説」が飛び交うまで急落した評価を、払しょくするようなプレーぶりだった。
 もう1つ発奮材料があった。ドゥンガ体制後、MFカカ、FWロビーニョと3人のそろい踏みはこの日が初めてだった。与えられた背番号は7で、自ら「最高の誇り」という「10」はカカに奪われた。「五輪代表の時にも着けた。7番のときは、よくゴールを決めたもんさ。ラッキーナンバーだ」とおどけて振り返ったのも、エースの貫録を見せたからこそだった。
 ドゥンガ監督から「内容は素晴らしかったが、チームによるもの。特別扱いはしない」と言われても、もう気にならない。南米選手権については「出たいが、リーグ戦もあるからまだ考えない」とけむに巻いた。「先発なら出てもいい」が本音のはず。選択権は、復権したエースの手に戻ってきたようだ。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070326-00000016-nks-socc
posted by nwesty at 11:56 | スポーツ
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